包茎手術に後遺症はある?術後の跡や痛みは失敗?後悔しないために

包茎手術後遺症

包茎手術は日帰りできる手術とはいえ、やはり「手術」というものは100%思うようになるものでもありません。

こちらでは、包茎手術で起こりうる後遺症や失敗についてご紹介します。

ただし、包茎手術の失敗はリカバリが効くものが多いのも現状です。包茎手術するかどうかの判断の参考になれば幸いです。

著者情報 村田宗介男性向けコラム編集部
村田 宗介
近年高まっている男性の美容や内なる悩みに関して正しい知識や情報を発信するため活動中。男性の皆さんが自分の肌や髪に自信を持って、毎日を充実して過ごせるようサポートしていきたいと思っています。

包茎手術で後遺症が残ることがある

包茎手術失敗例

1.ツートンカラーになる

ツートンカラーになることがあります。

環状切開法は、余った包皮を切除して接合するだけのシンプルな手術のため、表面に出ている茶色の包皮と、普段は隠れている部分の白い包皮をつなげることでツートンカラーになります。

亀頭直下法も亀頭下部で包皮を切除するため、亀頭の色と包皮がくっきり分かれてツートンカラーになりますが、傷口部分は基本的に亀頭の下に隠れる術式でツートンカラーは目立ちにくいと言えます。

しかし、縫い合わせの位置がずれてしまうとツートンカラーが目立ちやすくなってしまいます。

2.手術痕がケロイドになる

手術の傷跡部分がケロイド状になることがあります。

ケロイド体質の場合だけでなく、普段から傷跡などが残りやすい場合には、傷跡がケロイド化することがあります。

手術の前にしっかり医師に相談してください。

3.ペリカン変形やちょうちん変形になる

ペリカン変形やちょうちん変形になることがあります。

術後に腫れが引かない場合には、ペリカン変形やちょうちん変形の場合があります。

術後に腫れが引かない場合には早めに、クリニックに連絡をしてください。

4.包皮の切除しすぎによる痛みや違和感

包皮の切除しすぎによる痛みや違和感が出る場合があります。

ただし、手術前に勃起時の想定をし計画を立てるため、包皮の切除しすぎによる失敗はごく稀です。

5.包皮小帯(陰茎小帯)の切除

包皮小帯(陰茎小帯)は、いわゆる裏筋のことです。

包皮小帯(陰茎小帯)のすぐ下で包皮を切除するため、同時に包皮小帯も切除してしまう場合があります。

包皮小帯は再形成できるので切除された場合には、まずはクリニックに相談してください。

6.性的刺激を感じにくくなる

性的刺激を感じにくくなる場合があります。これは、亀頭下部にあるリッジバンドと呼ばれる性感帯が切除されてしまった場合に起こります。

リッジバンドも再建は可能ですので、切除されてしまった場合にはクリニックに相談してください。

包茎手術で失敗した場合には修復や再建の手術がある

包茎手術での失敗は、修復や債権が可能です。

手術の失敗は多いものではないですが、ゼロでもありません。そのため、万一の場合も考えた上で手術を受けることが必要です。

包茎手術で後悔しないためのクリニックの選び方

包茎手術クリニック選び方

1.クリニックの実績からクリニックを選ぶ

包茎手術を行うクリニックを選ぶ際には、クリニックや医師の実績から選びましょう。

包茎はメスを使って皮膚を切除する手術を行います。そのため、
経験豊富な実績のある医師に任せたいものです。

クリニックを選ぶ際にクリニックの実績や医師の実績を確認してください。

2.予算にあうクリニックを選ぶ

予算にあうクリニックを選びましょう。

クリニックによっては価格を売りにしている場合もありますが、安すぎるクリニックも心配です。

希望する術式と費用がしっかり見合うクリニックを選んでください。

3.アフターケアや保証からクリニックを選ぶ

アフターケアや保証からクリニックを選んでください。

包茎手術は日帰りでできる簡単な手術にはなりますが、傷口が治って普通の生活が送れるまでには1ヶ月ほどの時間が必要です。

傷口が腫れるなど不安なこともありますので、しっかりとアフターケアや保証のあるクリニックを選んでください。

包茎手術におすすめのクリニックはこちらのページで紹介していますので、是非参考になさってください。

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包茎手術のよくある質問 Q&A

包茎に関するQ&A

Q. 仮性包茎は自然に治りますか?

体の成長が止まる20歳を超えて、自然に包茎が治ることはありません。

Q. 包茎は自力で治せますか?

いいえ、仮性包茎、カントン包茎、真性包茎のいずれも自力で治す、または自然に治ることはありません。仮に自力で治せたとしても、包茎手術は余剰包皮を切除して完治となりますので根本的な改善をしない限り、再発します。

Q. 切らないで包茎を治せますか?

切らない包茎治療を行っているクリニックもあります。
しかし、余剰包皮を取り除かない限り再発する可能性はあります。

手術に関するQ&A

Q. 手術時の麻酔はペニスに直接打つのでしょうか?

ペニスに麻酔薬を注射します。痛いのは麻酔の時だけです。
最近では、麻酔注射の前にシート麻酔などを使い麻酔注射の痛みを軽減する方法を用いているクリニックもあります。

Q. 手術にかかる時間はどのくらいですか?

手術は一般的に30〜60分程度です。

Q. 年齢制限はありますか?

18才の成人から可能です。また、ご年配の方でも手術は可能です。

Q. 皮を切りすぎたり、余ったりすることはないのですか?

ペニスは形・大きさ・左右の曲がり膨張率の違いなどがあります。
包茎手術を行う前に、余剰包皮をミリ単位で計測し、精密な切除ラインを設定してから手術を行います。

Q. 糖尿病でも包茎手術はできますか?

可能です。

術後に関するQ&A

Q. 手術後にはペニスに包帯など巻くのでしょうか?

包帯を巻いて固定します。手術後に包帯の巻き方の説明などがありますので、術後1週間ほどは自分で包帯交換をします。
ペニスの先端には包帯を巻かないので、排尿等は包帯をしたままで行うことができます。

Q. 手術後に入院や通院は必要でしょうか?

術後の抜糸のみで通院の必要はありません。もし、抜糸に来院できない場合は、吸収糸を使用した手術をするクリニックを選ぶことをおすすめします。

Q. スポーツはいつからできますか?

個人差はありますが、3~4週間後から全てのスポーツが可能になります。包茎手術後すぐに激しい運動を行うと、縫合箇所がうまく回復せずに自然な仕上がりにならないことがあるので注意しましょう。

Q. 術後の勃起は痛みを感じますか?

朝勃ちなど、自然な勃起については痛みを感じません。ただし、性的興奮による勃起については急激に血液が流れるため傷口が開き、痛みを伴う出血が生じる可能性もあるため避けてください。

仕上がりに関するQ&A

Q. 傷痕は目立ちませんか?

『切らない包茎手術』の場合ではメスを使わないため、無傷で状態改善をする事が可能です。
切る手術の場合でも、細い糸や時針を使うことや、傷のできる位置を調整し傷痕を目立ちにくくする手術を選ぶことができます。

カウンセリングに関するQ&A

Q. カウンセリングの費用はいくらぐらいになりますか?

無料カウンセリングを行っているクリニックが多くなりますが、クリニックによって異なるため、予め確認しておきましょう。

Q. カウンセリングはいつでも可能ですか?

基本的には、予約制です。多くのクリニックは公式サイトから予約ができますので、公式サイトから予約をして来院されることをおすすめします。

Q. カウンセリングにはどのくらいの時間がかかりますか?

術式の説明や注意点などの説明があり、一般的には90分程度です。

費用に関するQ&A

Q. 保険の適用はできますか?

基本的に包茎は保険適応外ですが、
・真性包茎
・強度の絞約型包茎(カントン包茎)
の場合で、保険適応の術式を使えば保険適用になります。その場合、機能的問題は解決しますが、傷やツートーンが目立ちやすい術式になることを理解しておきましょう。
多くの男性治療専門クリニックは自由診療といって健康保険の使えない美容手術を行うため、傷やツートーンになりづらく自然に仕上がります。

Q. 包茎治療の治療費はどれくらいかかりますか?

包茎手術の費用は
・保険適用か否か
・クランプ法という器具を使った手術か否か
などで、大きく金額が変わってきます。熟練の医師による施術の場合には心持ち高めの金額設定になります。
なお、手術の内容に麻酔・術後の薬代・術後のアフターフォロー・術後の通院費用・保証などが入っているかどうかも確認しておくことをおすすめします。

他人バレに関するQ&A

Q. 家族(パートナー)に内緒で手術はできますか?

通常クリニックからDMや電話はありませんので、DMや電話などでバレることはありません。術後包帯を巻いたり、性交渉ができないなどの制約はあります。

Q. 他の人と顔を合わせたりしませんか?

男性治療専門のクリニックは完全予約制をとっている場合が多く、他の人と顔を合わせづらくなっています。